両親と過ごした最後の夏の日…

 真夏の太陽は命の炎… この地球上に たった一つの太陽に照らされ
生き物も植物も生かされている

 今という一瞬の時が かけがえのない想い出に変わる時は
昨日どうしても生きたかった人の 明日だから

 逃げたくなる出来事… でも 立ち向かう勇気がほほえみに
変えてくれる それが心の開拓である 万の葉が大地に命を支える様に
太陽が命の炎を 照らしてくれる

 「草の根のようにしっかり 草の花のようにやさしく 草の実のようにつよく」 草物語より

 命の灯を一日一日大切に生きた両親と、一緒に過ごした最後の夏に交わした言葉。
決して忘れることのない、かけがえのない想い出。

 命の炎を絶やさず… そして、ほほえみを絶やさず…。