ほほえみの「ほ」は『惚れる』のほ。ほほえみはまず自分自身を惚れさせてくれる。
ほほえみの「ほ」は『解く』のほ。ほほえみは不安や疲れから開放してくれる。
ほほえみの「ほ」は『朋友』のほ。ほほえみはよき人、よき友、よき出逢いをつくってくれる。
女性であれば誰しもが持つ心の花がある。それは「ほほえみ」。
ほほえみは鏡の様にいつも磨いていないと曇ってしまう。
脚下照願、草にほほえみ、花にほほえむ。そのとき喜びが生まれる。
そして自分だけでなく周りの人や世界中の人の心につながる。
天地微笑の中、大地の恵みの中、ほほえみが「女性の喜び」「人の温もり」を作ってくれる。
笹が葉の さやぐ霜夜に 七重着る 衣に増せる 子ろが肌はも
(万葉集 巻二十・四四三一)
心の花・・・ほほえみ・・・それはきっと人を喜びで包む力なのだろう。