ウエールズ系日本人cwニコル先生が令和二年4月3日、80歳、直腸がんで他界されました。
英国チャールズ皇太子殿下黒姫和漢薬研究所、訪問を先生のお力添えいただいたおかげでございます。
黒姫の先生のご自宅で弟一家がお身内だけのご葬儀に参列し、先生はクリスチャンでもあり
神父様のお話と讃美歌が心打たれたと話してくれました。
お若い時から存じ上げていましたが、吸い込まれそうな青い瞳、ブルネットの髪
年齢を重ねてからも、渋くて素敵な方でした。若い時のニコル先生より
年齢を重ねてからの先生が好きでした。
亡き父と空手道の同じ同門であり、立派な武道家、お逢いすると押忍「おっす」の挨拶
自然の中で暮らすという事は五感を感じる事
お逢いすると「僕英語、上手になったでしょう」とブリティッシュジョークで
和ましてくださいました。ワイルドな風貌なのに
優しくて、紳士的で、冒険家、亡き父とだぶり
父が亡くなってからお目にかかると何故か泣けてしまいました。
日本語もお上手で、綺麗な日本語でした。
英語を机上で学ぶのが苦手だった私ですが・・・
お仕事での必要に迫れ実践でなーちゃんてEnglishでなーちゃんてFrenchで旅をしておりますが
度胸と愛嬌を武器にしてほほえみで・・・
今年はニコル先生の母国英国に行く予定でした。
今回はスケジュールがすべてキャンセルです。
こんなにどこも行かない事ってなかったのですが、何かが変わる時なんだなと思います。
でもこの生活に慣れてきて、季節の花や芽吹く自然の息吹きに
朝陽と共に起き、祈り、お月さまや星たちと共に眠る
人間関係の煩わしさもなく、個を大切にする時間を慈しむ
繋がる時代から 一人ひとりが自立心の時代へ
ねばならない生き方から なるようになる生き方に
地球が平和で 世界が笑顔になりますように
ニコル先生 ほほえみいっぱい